再入国許可に関するよくある質問
更新日03/12/2023
質問: 再入国許可を申請する必要があるのはどんな人ですか?
合法的な居住者(グリーンカード保持者)が連続して6ヶ月以上米国外に滞在する場合、または過去1年または2年の米国外滞在の累積時間が80%を超える場合、または最後の入国時米国税関・国境警備局 (CBP)によりが国外滞在の長さを警告されている人は、再入国許可を申請した方がよいでしょう。
質問: 再入国許可の申請方法を教えてください。
ステップ 1: USCISに申請書を郵送する
必要に応じて、申請パッケージを USCISロックボックスに郵送します。申請パッケージには、署名したI-131申請書、添付書類、申請料 (年齢に応じて660ドルまたは575ドル)を同封してください。申請者は、申請書を郵送してから2~3週間以内に、USCISから紙のI-797受領通知 (I-797C Notice of Action) を受け取ります。
ステップ 2: 生体認証へ行く
申請書が郵送されてから約3~5週間後に、申請者はUSCISから紙の I-797生体認証予約通知を受け取ります。申請者は、申請サポートセンター (ASC) に行って、生体認証に出席する必要があります。通知には生体認証の場所や日時が記載されています。予約日は、この通知を受け取ってから通常10〜14日です。
生体認証の詳細は、生体認証の予約に関するよくある質問の記事をご覧ください。
申請者が過去数年間にUSCISで生体認証の予約を取得したことがある場合、USCISがシステムで生体認証情報を再利用する可能性があることを示す手紙をUSCISから受け取る可能性が高いため、生体認証の予約は予定されていません。
ステップ 3: 再入国許可を受け取る
指紋採取後、通常、USCISは11~15か月以内に再入国許可の申請を裁定します。再入国許可申請が承認されると、申請者はI-797承認通知と再入国許可 (下記のサンプルを参照) を別々に郵送で受け取ります。再入国許可の申請が却下された場合、申請者はいつでも再入国許可の再申請を行うことができます。ただし、再申請する前に、入国管理弁護士に相談することをお勧めします。

質問: 米国外で再入国許可を申請できますか?
いいえ。申請者は海外で申請書類を準備してもよいですが、USCISが再入国許可申請書を受け取る日には、申請者は米国内にいる必要があります。
質問: 家族が同時に再入国許可を申請する場合、それぞれの申請書を別々に郵送しなければいけませんか?
一緒に郵送して良いです。各申請者の申請書類一式を別々の封筒に入れたものを、まとめて大きな封筒に入れて一緒にUSCISに郵送してください。
質問: USCIS が再入国許可申請書を受け取った後、すぐに米国を離れてもよいですか?
はい。
質問: 生体認証の予約通知を受け取った後、予約日より早く生体認証に出席してもいいですか (予約なしで)?
新型コロナウイルスの流行中はお控えください。
ウイルス感染拡大などのない期間中に、特別または緊急の理由で予定通りに生体認証に出席できない場合、申請者は予定より早く出席出来る場合があります(「予約なし」)。ただし、特別または緊急事態であることを証明するために、航空券などの関連書類を持参することをお勧めします。また、訪問時間は午後1時から3時の間をお勧めします。一般的に、事務所は午後それほど忙しくなく、対応してもらえる可能性が高いからです。
質問: 申請者は、必ず生体認証の予約通知で指定されたASCに行かなければなりませんか?
新型コロナウイルスの流行中、申請者は生体認証の予約通知に示されているASCに出向く必要があります。
以前は、USCISは申請者が生体認証に別のASCに行くことに対し、制限はしていませんでした。ただし、別のASCに行く場合担当者から質問を受ける可能性があるため、申請者には合理的な理由が必要です。訪問する時間帯は午後1時から3時の間にをお勧めします。一般的に、午後はそれほど忙しくなく、対応してもらえる可能性が高いからです。リンクより、米国内のすべてのASCを見ることができます。
質問: 申請者が別のASCに行くことを予定していても、生体認証の予約通知に記載されている日付に従う必要がありますか?
申請者が予定日よりも早く生体認証の予約を完了しなければならない特別または緊急の状況がない限り、従った方がよいでしょう。申請者は飛び込みでの検査を試すこともできますが、特別または緊急事態を証明するために航空券などの関連書類を持参することをお勧めします。
質問: 生体認証の予約日を変更することはできますか?
はい、生体認証の予約通知に再予約についての記載があります。
質問:生体認証の予約日に間に合わなかった場合はどうなりますか?
USCISが申請をまだ却下していない場合は、できるだけ早く生体認証の予約を完了してください。通常、申請者が後日生体認証に出席したからという理由で申請が却下されることはありません。ですが、予定通りに完了することを強くお勧めします。
質問: 申請者は、生体認証が完了したらすぐに米国を離れることができますか?
はい。
質問: 再入国許可の申請を早く進めてもらうことはできますか?
申請者はUSCISが再入国許可申請書を受け取った後すぐに米国を離れ、後に生体認証のために米国に戻り、その後またすぐ米国を離れることができるため、実務上、申請を早めることは意味がないと言えるでしょう。
質問: 再入国許可の有効期間はどれくらいですか?
10年グリーンカード保持者の場合、再入国許可申請の提出より過去5年間、またはグリーンカード保持者になった日から再入国許可申請を行った日までのいずれか短い方、米国外で過ごした累積時間が4年を超えない場合、2年間有効な再入国許可を取得できます。4年以上の場合は、1年間有効な再入国許可を取得できす。
2 年間の一時的なグリーンカード保持者の場合、再入国許可の有効期限はグリーンカードの有効期限と同じになります。 2年間のグリーンカードの条件を削除する請願書がUSCISでまだ保留中の申請者の場合、再入国許可の有効期限は、I-797延長レターまたはパスポートのI-551一時グリーンカードスタンプで指定された有効期限と同じです。
質問: 申請者は再入国許可の有効期限が切れる前に米国に戻らなければなりませんか?
申請者は再入国許可の有効期限が切れる前に米国に帰国することを強くお勧めします。再入国の際は、再入国許可証、パスポート、グリーンカードをCBPの職員に提示してください。
質問: 申請者は再入国許可の有効期間中に何度でも米国に再入国できますか?
はい。
質問: 再入国許可の申請回数に制限はありますか?
制限はありません。既存の再入国許可の有効期限が近づいているか、期限切れになっている場合、いつでも新しい再入国許可を申請できます。申請手順は、最初の申請と同じです。ただし、USCIS は申請書、申請書の郵送先住所、申請料を頻繁に更新しているので、最新の申請要件を都度確認することをお勧めします。
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