I-864サポートの宣誓供述書の収入または資産の要件
更新日10/26/2023
I-864のサポートの宣誓供述書は、家族ベースおよび特定の雇用ベースのグリーンカードの申請のために、米国市民または合法的な永住者によって記入されるものです。請願者/元のI-864スポンサーの、収入および/または資産が最小要件を満たしていない場合は、共同スポンサーが必要となり、共同スポンサーもI-864フォームを提出する必要があります。 グリーンカード申請のスポンサー要件を満たすために、スポンサー(または共同スポンサー)は十分な収入および/または資産を持っていることを証明する必要があります。

1.I-864サポートの宣誓供述書の収入要件
グリーンカード申請者のスポンサー(または共同スポンサー)は、その年のHHS貧困ガイドラインの少なくとも125%の収入がある必要があります。 ただし、米軍で現役であり、自身の配偶者や子供のための申請しているスポンサーの場合、収入要件は貧困ガイドラインの100%です。 所得要件は48の州で同じですが、アラスカとハワイでは金額が異なります。 例として2023年のHHS貧困ガイドラインをご覧ください。
スポンサー(または共同スポンサー)が48の州、コロンビア特別区、プエルトリコ、米領バージン諸島、グアム、および北マリアナ諸島連邦に居住している場合:
スポンサーの世帯規模 | HHS貧困ガイドラインの100%* | HHS貧困ガイドラインの125%* |
| 配偶者または子供の申請している米軍の現役のスポンサーの場合 | 他のすべてのスポンサーの場合 |
2 | $19,720 | $24,650 |
3 | $24,860 | $31,075 |
4 | $30,000 | $37,500 |
5 | $35,140 | $43,925 |
6 | $40,280 | $50,350 |
7 | $45,420 | $56,775 |
8 | $50,560 | $63,200 |
| 1人追加ごとに5,140ドル | 1人追加ごとに6,425ドル |
スポンサー(または共同スポンサー)がアラスカに居住している場合:
スポンサーの世帯規模 | HHS貧困ガイドラインの100%* | HHS貧困ガイドラインの125%* |
| 配偶者または子供の申請している米軍の現役のスポンサーの場合 | 他のすべてのスポンサーの場合 |
2 | $24,640 | $30,800 |
3 | $31,070 | $38,838 |
4 | $37,500 | $46,875 |
5 | $43,930 | $54,913 |
6 | $50,360 | $62,950 |
7 | $56,790 | $70,988 |
8 | $63,220 | $79,025 |
| 1人追加ごとに6,430ドル | 1人追加ごとに8,038ドル |
スポンサー(または共同スポンサー)がハワイに居住している場合:
スポンサーの世帯規模 | HHS貧困ガイドラインの100%* | HHS貧困ガイドラインの125%* |
| 配偶者または子供の申請している米軍の現役のスポンサーの場合 | 他のすべてのスポンサーの場合 |
2 | $22,680 | $28,350 |
3 | $28,590 | $35,738 |
4 | $34,500 | $43,125 |
5 | $40,410 | $50,513 |
6 | $46,320 | $57,900 |
7 | $52,230 | $65,288 |
8 | $58,140 | $72,675 |
| 1人追加ごとに5,910ドル | 1人追加ごとに7,387ドル |
2. I-864にはどのような収入源を含めることができますか?
一般に、I-864スポンサー(または共同スポンサー)としての年収は、直近の米国連邦税申告書で報告したものと同じか近い数字のはずです。 この数字は、IRSフォーム1040に記載されている「調整後の総収入」です。ただし、転職した場合や、今年の収入に大きく影響する状況が発生した場合、フォームI-864において、証明する証拠がある場合に限り推定年収を提出することができます。
収入には次のものが含まれます。
- 賃金と給与
- 退職給付
- 扶養手当
- 養育費
- 配当
- 金利収入
- 失業補償
- 労災補償
- 他の法的源泉からの収入
ただし、以下は含められません。
- 追加保障所得(SSI)
- 貧困家庭一時扶助(TANF)
- その他の連邦、州、または地方の資力調査に基づく公的給付
3.世帯員の収入をI-864に含めることはできますか?
世帯員が米国市民または合法的な永住者(グリーンカード保有者)であり、18歳以上である場合にのみ可能です。 そのような世帯員は、グリーンカード申請者の支援のために収入を利用する意思を示すために、フォームI-864Aに記入する必要があります。
4.グリーンカード申請者の収入をI-864に含めることはできますか?
グリーンカード申請者が米国で有効な雇用許可を持っており、グリーンカードを取得した後も現在の収入源から収入が続く場合に限り可能です。 このようなグリーンカード申請者は、配偶者または子供が同伴しない限り、フォームI-864Aに記入する必要はありません。
5. I-864のスポンサーの世帯規模を正しく計算するにはどうすればよいですか?
I-864スポンサーまたは共同スポンサーにとって、自分の世帯規模を正しく計算することは大変な作業です。ルールは非常に具体的ですが、誰を世帯に含まなければならないかについて混乱しやすいです。以下は、計算を行うときにお役立てください。
- 別のフォームI-864に記載されている移民希望者は含めない
- フォームI-864でこれまでに支援したグリーンカード保有者で米国で40四半期以上稼いでいる人は含めない
- フォームI-864でこれまでに支援したグリーンカード保有者で米国市民になった人は含めない
- フォームI-864でこれまでに支援したグリーンカード保有者で永住権が終了した人は含めない
- フォームI-864でこれまでに支援したグリーンカード保有者で死亡した人は含めない
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6.収入が十分であれば、I-864に資産を記載する必要はありませんか?
はい。 収入が十分である場合、I-864に資産を記載する必要はありません。記載した場合そのような資産の正味現金価値を証明する証拠が必要となります。
7.I-864サポートの宣誓供述書の資産要件
グリーンカード申請のスポンサー要件を満たすために、以下の個人の資産を含めることができます。
- I-864スポンサー(または共同スポンサー)
- I-864Aに署名する意思のある世帯員
- 移民希望者
I-864サポート宣誓供述書における適格資産とは、以下を意味します。
- 資産は、所有者またはその家族に多大な困難や経済的損失を与えることなく、1年以内に清算できる必要がある
- 不動産の場合、その正味現金価値のみを含めることができる(つまり、住宅ローン/ローン残高を差し引く)
- 普通/当座預金の12か月の平均残高のみを含めることができる
- 外国為替管理のある国(中国本土など)にある資産は、適格資産とは見なされない
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8. I-864のスポンサーシップに必要な資産はどのくらいですか?
資産の正味現金価値の合計は、スポンサー(または共同スポンサー)の収入と世帯規模の貧困レベルの125%との差の5倍に等しくなければなりません。
米国市民の配偶者および未成年の子供たちのスポンサー(共同スポンサーではない)は、貧困ガイドラインと実際の世帯収入の差の3倍の価値のある資産のみを証明する必要があります。
米国への入国後に市民権を取得する孤児のスポンサー(共同スポンサーではない)は、貧困ガイドラインと実際の世帯収入の差に等しい資産のみを証明する必要があります。
以下の例から資産の最低限必要な正味現金価値を計算する方法を見てみましょう。 それでも正確な計算についてお困りの場合は、お手頃な価格で熟練した移民弁護士との相談を予約しましょう!
例1
米国市民の息子が外国人の母親を支援する場合 | |
スポンサーが居住する州 | ニューヨーク |
フォームI-864の5部8項の総世帯規模 | 2 |
2023年のHHS貧困ガイドラインの125% | $24,650 |
スポンサーの収入 | $10,000 |
差 | $14,650 |
5の倍数 | x5 |
資産の最低必要純現金価値 | $73,250 |
例2
米国市民の夫が外国人の妻を支援する場合 | |
スポンサーが居住する州 | ニューヨーク |
スポンサーは米軍で現役か? | いいえ |
フォームI-864の5部8項の総世帯規模 | 2 |
2023年のHHS貧困ガイドラインの125% | $24,650 |
スポンサーの収入 | $10,000 |
差 | $14,650 |
3倍 | x3 |
資産の最低必要純現金価値 | $43,950 |
例3
米国市民の夫が外国人の妻を支援する場合 | |
スポンサーが居住する州 | ニューヨーク |
スポンサーは米軍で現役か? | はい |
フォームI-864の5部ア8項の総世帯規模 | 2 |
2023年のHHS貧困ガイドラインの100% | $19,720 |
スポンサーの収入 | $10,000 |
差 | $9,720 |
3倍 | x3 |
資産の最低必要純現金価値 | $29,160 |
例4
米国市民の姉/妹が外国人の兄/弟を支援する場合 | |
スポンサーが居住する州 | アラスカ |
フォームI-864の5部8項の総世帯規模 | 9 |
2023年のHHS貧困ガイドラインの125% | $79,025+$8,038 |
スポンサーの収入 | $50,000 |
差 | $37,063 |
5の倍数 | x5 |
資産の最低必要純現金価値 | $185,315 |
例5
共同スポンサーが移民希望者を支援する場合 | |
共同スポンサーが居住する州 | ニューヨーク |
フォームI-864の5部8項の総世帯規模 | 2 |
2023年のHHS貧困ガイドラインの125% | $24,650 |
共同スポンサーの収入 | $10,000 |
差 | $14,650 |
5の倍数 | x5 |
資産の最低必要純現金価値 | $73,250 |
9.I-864サポートの宣誓供述書の証拠
スポンサー(または共同スポンサー)がスポンサー要件を満たしていることを証明する証拠として、関係書類をフォームI-864とともに提出する必要があります。関係書類には、次のものが含まれます。
- 米国市民権または合法的な永住権の文書の写し
- すべてのW-2、1099、明細書(ある場合)を含む最新の連邦申告書(または連邦税申告書)の写し。 IRSのウェブサイトより申告書が入手可
- 直近の2つの給与明細/給与小切手/給与明細書のいずれかの写し
- スポンサー(または共同スポンサー)が直近3年の課税年度のいずれにおいても連邦税申告書を提出していない場合の陳述書。陳述書のテンプレートはこちら
- 該当する場合、フォームI-864に記載されている資産の正味現金価値を証明する証拠の写し
フォームI-864Aの世帯員もいる場合は、上記と同様のこの世帯員の証拠を同封する必要があります。
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