生体認証の予約に関するよくある質問
更新日10/14/2023
米国の合法的な永住権(「グリーンカード」)、帰化、ステータスの変更、雇用許可、渡航文書、亡命、その他のさまざまな種類の移民給付に申請する場合、米国市民権移民局(「USCIS」)の生体認証を行う必要があります。特定の移民給付に申請をすると、数週間から数か月のうちに生体認証の予約通知が発送されます(以下のサンプルを参照)。 これには生体認証を行う場所、日時が示されています。提供する生体認証により、USCISはあなたの身元を確認し、必要な安全検査を実行することができます。

ここでは、生体認証の予約に関してよく寄せられる9つの質問にお答えします。
1.生体認証の予約はどこで行われますか?
予約は、お住まいの地域にサービスを提供するUSCISの事務所、または申請サポートセンター(「ASC」)で行われます。ASCのリストについては、USCISサービスおよび事務所所在地をご参照ください。
生体認証を採取する人々があなたのファイルにアクセスすることはできず、申請に関してアドバイスや情報を与えることもできません。
2.指紋の予約について教えてください。
生体認証は、人を一意に識別することができる解剖学的・生理学的データを意味する科学用語です。 生体認証では、指紋を採取し、写真を撮り、電子署名をしてもらいます。
この予約の最後、予約通知の文書に、出席したことを確認するスタンプが押されます。 後で要求されたり、USCISが出席したという独自の記録を見つけられない場合に備えて、この文書は大切に保管してください。
3.生体認証の予約には何を持っていけばいいですか?
持っていくもの:
- USCISからの生体認証の予約通知
- 運転免許証、パスポート、グリーンカード(帰化を申請する場合)などの写真付き身分証明書
- USCISが具体的に要求したその他の文書
連邦政府の建物であるため、食べ物、蓋のない飲み物、カメラ(カメラ付き携帯電話を含む)、さまざまな種類の電子機器、ポケットナイフ(武器と見なされる可能性があります)など、持ち込んではいけないものについても事前にご確認ください。 金属探知機で身の回り品のスキャンがある可能性もあります。
4.生体認証の予約にはどのくらい時間がかかりますか?
生体認証採取にかかる時間は約15分ほどですが、USCISの事務所には時間に余裕を持って到着するようにしてください。
ただし、予約時間近くまで建物には入れません。 通常30分前から入ることが出来るようになります。予約時間に大幅に遅れたり、欠席すると、USCISが申請を放棄するつもりであるとみなす可能性があります。
また、多くの人があなたと同じ予約時間を受け取っていますので、その時間枠内で、順番は先着順となります。到着すると番号を渡され、列に並ぶことになるでしょう。
5.生体認証の予約を変更できますか?
はい。再スケジュールをリクエストするための指示が表示されます。
変更はできるだけ早く済ませ、この予約変更によって申請の決定に遅れが出ないよう気を付けましょう。予約日より前にUSCISに通知できない場合は、ただちに移民弁護士にご相談ください。
6.生体認証は予約なしで直接行ってもいいですか?
新型コロナウイルスによる感染が広がっている間は難しいと考えてください。
感染の可能性などがない通常の場合は、回答はそれぞれのASCによりますが、ほとんどの場合は可能です。 特定の日時に予定される理由は、多くのASCは部屋が小さく一度に多くの人々の対応をすることができないためです。 通常ASCは午前中特に忙しいので、直接訪ねる場合は午後、ただし3時前までに行くことをお勧めします。
7.別のASCで生体認証はできますか?
繰り返しになりますが、感染症対策の期間中は難しいでしょう。
感染の可能性などがない通常の場合は、回答はそれぞれのASCによりますが、ほとんどの場合は可能です。 これまでも多くの人が別のASCで生体認証の予約をしてきています。このうちの多くは予約の日に居住地にいない場合に行われています。
8.私のデータは何に使用されますか?
USCISがあなたが本人であることを確認する他に、主に生体認証写真はIDカードまたは書類(グリーンカード、労働許可証/ EAD、旅行文書など)を作成するために使用され、指紋は犯罪および移民記録のために、FBIやその他のセキュリティサービスよって使用されます。
14歳未満または79歳以上の申請者は、FBIの指紋チェックは必要ありませんが、写真が必要な場合には、生体認証を求められます。
多くの刑事上の有罪判決、または安全保障および移民違反がある場合は、承認しがたいもの、または移民不能の理由となり、どちらの場合も申請している移民給付の資格を失う可能性があります。
9.犯罪歴がある場合はどうなりますか?
前科がある場合、それにより申請している移民給付の資格を満たしていない可能性があり、申請が却下されることになります。 ただし、すべての犯罪歴が申請にそのような悪影響を与えるわけではありません。 前科がある場合は、USCISに申請する前に移民弁護士に相談することをお勧めします。
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